povo2.0のメアド条件が厳しくなっている件
auのサブブランドで、オンラインで加入手続きをする「povo2.0」(ポヴォ2.0)に加入するときに登録できるメールアドレスの要件が厳しきなっていることに気づいた。
エイリアスが使えない
私はpovo2.0が始まったころから加入して使用している。
このサービスの加入IDになるのはメールアドレスで、パスワードという概念はなく、何かをするたびにメールで送付される番号で認証する仕組み。
私は認証メールアドレスをGmailにして加入手続きをした。その際に、+01、+02、+03などの文字列を付加して登録していた。いわゆるエイリアス機能である。これにより。hoge+01@gmail.com、hoge+02@gmail.com、hoge+03@gmail.com宛のメールが、すべてhoge@gmail.comに届くので、非常に便利だった。
しかし、2023年2月15日以降、エイリアスを含むメールアドレスが使えなくなったとのことである。ということは、加入する回線の数(≒端末の数)だけ、メールアドレスを作成する必要がある、ということになる。
他キャリアも同様の措置をとっている
ドコモの回線(というか、サービス契約)を複数回線持っていて、それぞれの契約に紐づくメールアドレスを作成せねばならない。エイリアス機能の使用は、昔からふさがれていた。
仕方がないので、Gmailを複数アドレス所有してお茶を濁しているのだけれど、不便で仕方ない。
携帯電話契約なら、spモード認証(ネットワーク暗証番号)で認証ができるが、homeでんわとドコモ光はネットワーク暗証番号もへったくれもない。
これでいて、店舗の訪問が予約制になったり、領収証や利用明細がオンラインでしか参照できないのは、不便極まりない。
「回線の数だけメアドを用意せよ」はナンセンス
エイリアスは使えない、キャリアメールはNG、となると、実質的に回線契約を望むごとに、Gmailアカウントを増やすしかなさそうである。
「メール」を使う機会が減っている現代において、これはあまりにもハードルは高いし、何よりフリーメールアカウントを消費するだけでナンセンスではないだろうか。
特にドコモは、メールやアプリ(端末の生体認証)を複雑に絡めた多要素認証を導入しているが、めったに使わない(使えない)マイドコモのために、おもむろに専用のメアドを引っ張り出してきて多要素認証するのは現実的ではないと思うのだけど。。。
とはいえ、povo2.0は今後も使う予定
ドコモの4G/5Gが建物や時間帯で瀕死同然の通信状態になる状況に見舞われたので、しばらく電話番号だけをirumoの0.5GBプランで維持しておき、データ回線はpovo2.0で運用するつもりでいる。
月々*GBみたいな契約だと、絶対に余らせるような使い方しかしないので、使う分だけ課金するpovo2.0に軍配が上がる。
最近は*GB/365日、みたいなプランが安価で契約できるので、助かっているし。