さくらねこでんしゃ

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マイナンバー保険証ついて・・・自治体SEを経験した障害者の立場から

マイナンバー保険証ついて・・・自治体SEを経験した障害者の立場から

日本は国民皆保険の国

国民皆保険制度は日本が誇る福祉制度だ、と時々耳にされる方がおられるかもしれません。 国民皆保険制度って何かというと、

国民皆保険制度とは、全ての人が公的医療保険に加入し、全員が保険料を支払うことでお互いの負担を軽減する制度のことを指します。 そのため持病があって通院回数が多い人でも、入院や手術により医療費が高くなってしまう人でも、定められた負担割合で医療を受けることができるのです。

www.taiyo-seimei.co.jp

日本に住むすべての人が、国民皆保険制度のもとに、どこかしらの健保に加入しており、広く平等に、かつ安価で医療が受けられます。受診する医療機関も加入者が自由に選べます(一部公的医療扶助制度を除く/障碍者自立支援制度の精神通院制度など)。

マイナ保険証の課題

マイナ保険証の任意性

マイナンバーカードの取得は国民個人の判断にゆだねられており、義務ではありません。 マイナ保険証を希望する場合は、加入する健保に申し出て、健保のデータ(保険者番号・記号・番号・枝番)をマイナンバーシステムに連携してもらいます。 この申請は、あくまで本人の申請に基づくものです。

マイナ保険証と健康保険の紐づけの問題

また、就職・転職・離職・離職後の任意継続・無職者の国民健康保険加入・高齢者の後期高齢者制度への移行などのタイミングでそれぞれ連携する作業が発生します。

例えば、転職して加入する健保組合が変わった場合、転職先の会社が健保に手続きして、マイナンバーシステムへ連携するまでの間は、マイナ保険証は前の健保のデータが表示されます。 会社の手続きが遅れたら、怠ったら、失念したら、健康保険証が発行されるのに時間がかかっていたのと同様に、会社の手続き遅れの影響はマイナ保険証でも生じます。

さらに、転職のはざまに無職期間がある場合や、離職して任意継続を選ばなかった場合などには、居住自治体の国民健康保険に加入することとなっています。 が、これも自己申告制なので、手続きを怠ったり、忘れていたり、遅れてしまったら、紙の保険証と同様に、マイナ保険証での受診はできません(前の健保の情報が表示されます。もし受診できても後日、前の健保から「金返せ」と言われるでしょう。)

これでは困ってしまうと思うのですが、これがマイナ保険証の現状です。デジタル化と言いつつ、裏ではいまだに申告・申請ベースのアナログな仕組みで、自動的に連携する仕組みすらありません。

レガシーなシステムの実態

さらに、最近話題になっている、名前の一部が●で表示される、という問題もあります。JISで標準になっている文字とは別の異体字(コンピュータで出せない文字)を使用している場合にこの問題が発生するようです。 日本の戸籍や住民記録では、コンピュータ化される前に登録された名前で異体字が使われている場合、外字(がいじ)という仕組みを使って、異体字の字体を役所ごとに作って、異体字に対応しています。 苗字に外字が含まれている場合は、その名字を使う限り、ずっと(他の自治体に転出しても)外字が付きまとうのです。よりによって、マイナンバーカードにも「外字」が採用された結果、医療機関のPCで外字が表示されない、つまり保険証の確認ができない事態が生じています。

各種医療費公費負担制度との相性の悪さ

健康保険での医療受診における自己負担の一部または全部を、公費で負担する制度があります。 各制度に対応した「医療証」という受給者証があるのですが、これら受給者証の対象者はマイナ保険証とは別に、医療証を医療機関に出す必要があります。 しかし、これら医療証はデジタル化対象外なのです。医療費の公費負担には、下記のような方を対象に行われています。(自治体により異なるケースあり)

  • 子ども医療
  • 障害者医療
  • 難病医療
  • 被爆者医療
  • 障害者自立支援制度(精神通院)

これら公費負担者は、マイナ保険証を持っていても、公的医療の医療証がアナログなので、マイナ保険証のメリットはないのです。 むしろ、デメリットはあります。たとえば、保険証入れなどの入れ物に、診察券、保険証、医療証、お薬手帳を一緒に入れておき、受診の際にはそれさえ持っていけばよいようにしている人は少なからずいるでしょう。(小さなお子さんをお持ちの方や、老人の世話をしている方・老人施設や障害者施設で利用者の受診に付き添う方など) 子どもや老人、施設同行が必要な障害児者などの保険証をマイナ保険証にしたところで、本人も支援者も、暗証番号を入れる手間が増えるだけですし、マイナ保険証の問題をクリアしたところで、公費負担の医療証が必要になることには変わりありません。 第一、施設で受診セットを預かろうにも、国が発行する「本人確認証の最たるもの」であるところのマイナンバーカードを預かるのは、施設として責任が重すぎると思います。 ましてや、お薬手帳や診察券と一緒にマイナンバーカードを預けられたら、医療機関や調剤薬局も責任を負いきらないと思います。

私事ですが、私も障害がゆえに、医療費の公費負担を受けています。医療証も持っています。マイナ保険証も持っていましたが、不便(前述のような内容)で、マイナンバーカードと保険証の紐づけを解除しました。 マイナンバーカードと運転免許証を一体化できる、と言われたところで、私にはメリットはありません。運転するときに受診セットを持ち歩くのは、あまりにもバカげているからです。

私の考える国民皆保険とデジタル化

誰しもがどこかの健保に属しているわけですから、いっそのこと国民全員にデジタル保険証を配ってしまえばよいのです。 マイナ保険証があるじゃないか、という意見もあるでしょうが、私が考えるデジタル保険証とマイナ保険証は全く異なるものです。 マイナ保険証は、カードリーダーでマイナ保険証を読み取り「その日時点で紐づいている(その日時点加入している保険とは限らない)」保険証の情報が表示されます。 マイナ保険証の誤登録(紐づけ誤り)の問題も多発しましたが、そもそもリアルタイムの保険情報ではないので、困ってしまいますね。

医療機関を受診すると、医療機関から審査支払機関を通じて健保に診療報酬明細書(レセプト情報)が流れていきます。健保は医療費を審査支払機関に支払い、審査支払機関が医療機関に医療費を支払っています。 もっと細かく言うと(と言っても、この記事を書きながら調べた範囲ですが)、健康保険組合や協会健保の場合は「社会保険診療報酬支払基金」が、国民健康保険の場合は「国保連合会(国保連)」が支払審査機関の役割を担っています。

誰しもがどこかの健保組合または国保に属しているのであれば、そしてその情報を国がマイナンバーと連動して把握しているのであれば、以下の方法がとれると考えます。

  • 国は、デジタル保険証(≠マイナ保険証)を発行する
  • デジタル保険証で医療機関を受診。
  • (しばらくして)医療機関はデジタル保険証のデータと診療情報データをベースに、国保連にデータで一括請求
  • 国保連で、国が持っている保険加入情報をベースに資格確認。受診日と資格情報(加入・離脱情報)をもとに「社会保険診療報酬支払基金」もしくは「国保連合会」にレセプトを振り分ける。
  • あとは従来とおなじ

なぜ国ではなく国保連なのかというと、介護保険や障害者立支援、後期高齢者医療、医療費公費負担の事務処理も国保連を通る仕組みだからです。すでにある請求ルートを使えばそれでいいのでは、という発想です。

ケンジントンの真ん中トラックボール

Kensington のボールが真ん中なトラックボール

ハードオフの中古で6,600円でご購入。

写真の真ん中のがそれ。右側がそれまで使っていたlogiのERGO G575。

まだ慣れていないので右上ボタン、左上ボタンを押してしまったり、M575のように手を覆いかぶせて使用してしまったり、、、

せっかく部署のミーティング(オンライン)でネタを振ってもらったのに、このトラックボールを使用していたがために、即答できずにオロオロしてしまった。

 

f:id:sakura-neko-densha:20240916121733j:image

https://www.amazon.co.jp/dp/B07P1WQPX6/

2024/09/16時点で16,000円くらいで販売されている。

https://www.amazon.co.jp/dp/B09CDCSC4T/

2024/09/16時点で11,669円くらいで販売されている。

 

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ソフトウェアでボタンの挙動を設定できるらしいが、本体の設定を変えられるわけではなく、ソフトウェアを常駐させないといけないらしいのでその点は残念。

前述のとおり、まだとっさの動きができるほどなれてはいないが、手のポジションは身についてきた。

レフティーな方でも使えるので、職場での布教用にもいいかもしれない。

 

備えを整える:災害時の準備と対策

災害への備え、できていますか?

先日、ブログの設定をあーだこーだといじっていた時、はてなのトップで下記ブログを見かけた。

nb-drgn.hatenablog.jp

災害時用の救援を呼ぶためのホイッスルの紹介記事である。聞こえやすい周波数の音が、少しの息で鳴り、暗闇では光る。災害時だけでなく、防犯用にもよさそうである。

が、地震や台風が相次ぐ中で、この記事で紹介されているホイッスルも、かなり品薄になっている様子。

私もキーホルダーに笛をつけているし、かばんのベルト部分にはLEDフラッシュライトをベルトクリップで留めている。 そんな重装備で何するの?(何と戦ってるの?)と揶揄されることもある。だが、備えないに越したことはないのだ。

防災グッズの買い占め?

先日の日向灘地震からの「南海トラフ地震情報(巨大地震注意)」の発表、そして呼びかけの終了(あえて「解除」とは書かない)を経て、買い占めが発生している様子。 コンビニには箱単位でエビアンが詰まれていたり(地震に備えて入荷した?)、スーパーのコメ売り場の棚が空っぽになっていたり。 防災用品や食料がとにかく手に入らなくなってきている。

私の災害への備え【自宅編】

私はというと、免振戸建住宅(中古ですよ)に住んでいて、背の高い家具は、自室に本棚があるくらいで、あとは家具はない。 クローゼットには、水48リットルと、アルファ化米の食事を20食備蓄している。

カセットコンロと、そのガスボンベも20缶ほど備蓄している。

トイレにも水が流せなくなった時用の簡易トイレ(袋と処理剤が一緒になったもの)を備蓄している。 その他衛生用品も備蓄多数だし、持病もちには必須な薬も2週間分ほど余分にもらってある。

車のガソリンは、メーターが半分になったら満タンにする習慣をつけている。

携帯電話は2台持ちで、いずれもデュアルSIM(ドコモとau)で備えている。

携帯電話のモバイルバッテリーは、普段用持ち歩き用と、自宅用と、備蓄用(Amazonで投げ売りされてたものを、間違えて3本買った。詳細後述)を保有している。 いずれも20,000mAh超の容量で、USB PD対応なので、後述するアマチュア無線用の電源としても使える(備蓄用はPD未対応。端子がType-Cなだけ)。

部屋と車にはアマチュア無線機が設置してあり、近隣との通信は確保できている。 家族との通信用としては、140MHz帯を利用するデジタル小電力コミュニティ無線が備えてある(※家族はアマチュア無線の免許を持っていないので)。

もちろん、懐中電灯やラジオ(手回し充電も、USBからの充電も、ソーラー充電も、乾電池も使用可能)も持っている(1人1台)

と、ここまで準備していれば備えは万全かと言えばそうではない。 築浅の免振住宅とはいえ被災しない保証はないし、隣接家屋で火災が起きれば延焼の危険だってあるのだから。

私の災害への備え【外出先編】

幸い、今の勤務先はオフィスカジュアル(というか、単なる私服)での勤務である。 そもそも、台風や水害など、事前に察知できる災害の場合は在宅勤務すればそれで済む話であるが。 (そう考えると、恵まれた環境だなぁ、としみじみ)

出先で地震災害など、予期しない災害に見舞われた場合、帰宅する手段は、徒歩で家を目指すか、電車の運行再開を待って電車に乗るか、バスに乗るか、といったところだと思う。

動きやすい服、今なら涼しめのパンツに、Tシャツとスニーカーである。

勤務先で被災した場合に帰宅するのには約10キロ歩かねばならない。

服装としては、前述のような、季節に合わせた動きやすい服装+靴なのでOKと言えそうだ。

あとは、情報収集手段と、発信手段である。 これは、ラジオとアマチュア無線機と、広帯域受信機(色々聞けるラジオ)を持ち歩いているので、まず問題なさそうである。もちろん、予備のバッテリーも備えてある。 あと、予備のバッテリーが切れた時のためのモバイルバッテリーと、予備バッテリーの充電器も。

あと、どこまで役に立つかどうかはわからないが、ビクトリノックスの十徳ナイフも持ち歩いている。 (※十徳ナイフは、警官の職質で見つかると軽犯罪法違反や銃刀法違反での違反件数稼ぎに利用される可能性があるので、携行には注意が必要である)

昔は、それこそ食料と水も大量に持ち歩ていたが、さすがにそれはしんどいので、携行は最小量にとどめ、職場に防災リュックを備えることにしようと思う(これは今思い立った)

職場が入居しているビルの備蓄状況を見ていると、水くらいしか備えていなさそうである(1人500ml程度)。 職場などの出先で安全に避難行動をして生き延び、無事家にたどり着くまでの行動シミュレーションも必要だと思った。

皆さんは、防災への備えしてますか?

【そもそも必要?】ドメインプロテクションオプションの案内が来た件

お名前.comからドメインプロテクションオプションの案内が来た話

先日、このサイトをさくらインターネットからからはてなブログProに引っ越したことを記事にしました。

sakura-neko-densha.net

その後、お名前.comにドメイン移管をしたところ、お名前.com のWhois情報公開代行サービスの罠にはまった件を書きました。

sakura-neko-densha.net

そのまた後日談です。

突然のLINE通知

誰も彼もが使っていて、セキュリティ的にどうなんだ、と思いつつもやむを得ずLINEを使っている私。

そのLINEアプリに、突然 お名前.com 公式からメッセージが届きました。

タイトルは「申し込み完了のお知らせ」というもの。

移管申し込みした独自ドメイン名と、その設定日時(?)が書かれていました。その下に「詳細を確認する」というボタンがあったのでクリックしたところ・・・

「ドメインプロテクション」なるサービスの申し込み画面が表示されました。

ドメインプロテクションサービス?

表示された画面には、「ドメインプロテクションサービス」の概要と、申し込まなかった場合のリスクの説明、支払い方法としてクレジットカード番号とカードの有効期限が記されており、今すぐ「次へ」を押せと言わんばかりの画面です。

相変わらずというかなんというか、

  • 申込に際して代金が発生するか否か
  • 代金が発生するとして、それが何円なのか
  • 支払は1回限りなのか年単位なのか

が全く不詳です。

LINEのボタンから気軽に誘って、不安をあおって、とにかく「次へ」をタップさせようという意図が見え隠れします。

ちなみに、不安なので「次へ」には進んでいません。

またしてもやられた気分

先日の「Whois情報公開代行サービスを後出ししてきた件」に続いて、またしてもこんなことが起きるなんて。

というか、Whoisに関しても、ドメインプロテクションに関しても、「さくらインターネット」時代には苦労しなかったし、問題にもならなかったんだけど・・・

百歩譲って先日の「Whois情報公開代行サービス」は利用するとしても、この「ドメインプロテクション」については、慎重に考えようと思う。

お名前.comって

お名前.comってなんかねぇ・・・、と思い始めてきましたよ。

2024.08.29追記

今日も同じ内容のLINEメッセージが届きました。 タップ先の画面でドメインプロテクションの誘いがあるのも同じ。 試しに「次へ」をタップしてみたところ、案の定課金必要なサービスだとわかりました。

その額、2700円。ドメイン1個で一体いくら請求するつもりなんだ?

Whois情報公開代行の罠にはまった体験

お名前.comのWhois情報公開代行の罠にはまった話

さくらインターネットからはてなブログProに移管したけど

先日、このサイトのサーバをさくらインターネットからはてなブログProに引っ越したことを記事にしました。

その裏で、ドメイン名の管理会社もさくらインターネットからお名前.com(お名前ドットコム)にドメイン移管しました。

なぜお名前.comを選んだかというと

  • ドメイン管理費がさくらインターネットより安かったから
  • はてなブログProのサイトで「お名前.comの場合の設定例」が挙げられていたから(「はてな」はお名前.com推しなのだと誤解した)

からです。

で、つい先ほどお名前.comからドメイン移管の完了通知が届いたので、深夜にもかかわらず作業をした次第です。

これでサーバもドメインも引っ越したぞ(やれやれ)、と思っていたのですが、 お名前.comのWhois情報公開代行の罠にはまって追加料金を払うハメになった ので、記録としてこの記事を書いています。

そもそもWhoisとは

Whois情報公開代行|ドメイン取るならお名前.com

上記URLより引用

Whoisとは、ドメインの保持者の氏名、住所、電話番号などの登録者情報を誰でも閲覧できる情報提供サービスです。登録者情報はICANN(※)より一般公開することが義務づけられています。

Whois情報公開代行サービスをご利用いただくことで、ドメイン保持者の登録情報から「お名前.com」の情報に代えたうえで一般公開することができます。これによりドメイン保持者のプライバシーが保護されます。

※ICANN:ドメイン名などインターネットの各種資源を全世界的に調整することを目的とした民間の非営利団体。

とのことです。

インターネットのドメイン名を使う上で、責任の所在と利用者の連絡先を明確にしましょう、といった目的なのでしょう。 そのこと自体は否定しませんし、さくらインターネット時代にも、whoisに氏名は開示していました。 (他の情報はさくらインターネットの情報が代行公開されていました)

お名前.comへの移管においてWhoisの内容がどうなるか

今回は、さくらインターネットから、お名前.comにドメイン移管をしました。 さて、Whoisはどうなっているのかな、と思って検索してみたところ、

  • 氏名:実名
  • メアド:実メールアドレス(個人アドレス)
  • その他の情報:さくらインターネットのまま

となっていました。氏名が出ることは覚悟していましたが、メアド(Gmail)まで大公開されていてびっくりです。 その他の情報は、お名前.comの情報ではなく、移管元のさくらインターネットの情報が引き継がれていました。

お名前.comでWhois情報を更新してみた

ドメイン移管前の、他社の情報が出たままではあんまりだ、と思って、Whois情報の変更画面を開きました。

変更画面には、「ドメイン登録車情報をコピー」というボタンがあったので、それをクリックしてみたのですが、さくらインターネット時代の住所が表示されたままです。 もう一つボタンがあり「お名前.com会員情報をコピー」というボタンがあったのでクリックしたところ、リアルな住所(番地まで)と、氏名と電話番号と個人メールアドレスがそのまま入力されてしまいました。 これで保存したら、個人情報大公開です。

これはいかん!

お名前.comにおける「Whois情報公開代行」とは

よくよく調べてみると、お名前.comには「Whois情報公開代行」(と、メール転送オプション)というサービスがあり、これを利用することによって個人情報が守られる、とのことでした。 しかし、ここに罠がありました。

お名前.comで取得したドメインであれば、Whois情報公開代行は無料で受けられる のですが、他社からの移管の場合は有償とのこと。

その額、なんと2,816円! ドメイン名の年間維持手数料1,268円の倍以上かかっています。しかも、申し込み画面でサービスを申し込む旨のチェックボックスを入れると2,816円と出るのですが、その契約期間が1回ぽっきりなのか、年額なのかが表示されないのです。

恐る恐る次のページにとんだところ、合計額3,527円との表示。税込って書いてあるのにおかしいな、と思ったけれど背に腹は代えられません。クレジットで支払ってWhois情報公開代行を申し込みました。。。

その後すぐにWhois情報を見たところ、確かにお名前.comの情報公開代行の内容に差し変わっていました。

検索結果

sakura-neko-densha.net
Domain Name: sakura-neko-densha.net
Registry Domain ID: 2738392525_DOMAIN_NET-VRSN
Registrar WHOIS Server: whois.discount-domain.com
Registrar URL: http://www.onamae.com
Updated Date: 2024-08-23T02:55:14Z
Creation Date: 2022-11-14T04:45:09Z
Registrar Registration Expiration Date: 2025-11-14T04:45:09Z
Registrar: GMO INTERNET, INC.
Registrar IANA ID: 49
Registrar Abuse Contact Email: abuse@gmo.jp
Registrar Abuse Contact Phone: +81.337709199
Domain Status: ok https://icann.org/epp#ok
Registry Registrant ID: Not Available From Registry
Registrant Name: Whois Privacy Protection Service by onamae.com
Registrant Organization: Whois Privacy Protection Service by onamae.com
Registrant Street: 26-1 Sakuragaoka-cho
Registrant Street: Cerulean Tower 11F
Registrant City: Shibuya-ku
Registrant State/Province: Tokyo
Registrant Postal Code: 150-8512
Registrant Country: JP
Registrant Phone: +81.354562560
Registrant Phone Ext:
Registrant Fax:
Registrant Fax Ext:
Registrant Email: sakura-neko-densha.net@forsaledomain.jp
Registry Admin ID: Not Available From Registry
Admin Name: Whois Privacy Protection Service by onamae.com
Admin Organization: Whois Privacy Protection Service by onamae.com
Admin Street: 26-1 Sakuragaoka-cho
Admin Street: Cerulean Tower 11F
Admin City: Shibuya-ku
Admin State/Province: Tokyo
Admin Postal Code: 150-8512
Admin Country: JP
Admin Phone: +81.354562560
Admin Phone Ext:
Admin Fax:
Admin Fax Ext:
Admin Email: sakura-neko-densha.net@forsaledomain.jp
Registry Tech ID: Not Available From Registry
Tech Name: Whois Privacy Protection Service by onamae.com
Tech Organization: Whois Privacy Protection Service by onamae.com
Tech Street: 26-1 Sakuragaoka-cho
Tech Street: Cerulean Tower 11F
Tech City: Shibuya-ku
Tech State/Province: Tokyo
Tech Postal Code: 150-8512
Tech Country: JP
Tech Phone: +81.354562560
Tech Phone Ext:
Tech Fax:
Tech Fax Ext:
Tech Email: sakura-neko-densha.net@forsaledomain.jp
Name Server: 01.dnsv.jp
Name Server: 02.dnsv.jp
Name Server: 03.dnsv.jp
Name Server: 04.dnsv.jp
DNSSEC: unsigned
URL of the ICANN WHOIS Data Problem Reporting System: http://wdprs.internic.net/
>>> Last update of WHOIS database: 2024-08-23T02:55:14Z <<<

For more information on Whois status codes, please visit https://icann.org/epp

先の3,527円が年額なのか、1度きりなのかは、いまだにわからぬままです。。。

上記を見ると、差額711円は「サービス維持調整費」というらしい。後出しじゃんけん的に追加料金を請求してくるの、ズルくないですか・・・

結局、目先のドメイン維持管理費に目がくらんでお名前.comを選んだら、オプション料金で大損をしました。

「Whois情報公開代行」でGoogle検索すると、被害者のレポートが多数出てくる・・・ もっと下調べしとくんだった・・・

ドメイン維持管理費より高いオプションって何よ・・・

1年後の目標

脱・お名前.comに決定!

さくらインターネットからはてなブログProに移行した件

読んでもらってナンボのブログなのですが、独自ドメインレンタルサーバ(WordPress)だと全然読んでもらえないことを痛感して、この度「はてなブログPro」に移転しました。

維持費ははてな > さくらだけど

移転してどれくらいコストに差が出るかを確認したところ、数十円の差ではてなのほうが高いことになります。 しかしながら、先にも書いた通り「読んでもらってナンボ」なので、そこは良いです。

いまはまだ移行期

今のところ、「はてなブログ(無償版)」→「はてなブログPro(有償版)」に移転したところです。 独自ドメイン名は土日祝日の関係で、まだ「さくらインターネット」に残ったままです(設定をいじって「はてな」のサーバに飛ばしてる)。

移行理由とメリット・デメリット

下記に挙げる通りです。

  • メリット
    • はてなのトップなどに載る
    • サイト増やせる
    • ゆえに、SEO対策など不要(そもそもそこまで求めていない)
  • デメリット
    • 再び独自サーバに移転を考えた時の移行の手間がかかる
    • はてなサービス終了したときに巻き込まれる(はてなブログさんには頑張ってほしい)

とりあえず

よろしくお願いいたします。

povo2.0のメアド条件が厳しくなっている件

povo2.0のメアド条件が厳しくなっている件

auのサブブランドで、オンラインで加入手続きをする「povo2.0」(ポヴォ2.0)に加入するときに登録できるメールアドレスの要件が厳しきなっていることに気づいた。

エイリアスが使えない

私はpovo2.0が始まったころから加入して使用している。

このサービスの加入IDになるのはメールアドレスで、パスワードという概念はなく、何かをするたびにメールで送付される番号で認証する仕組み。

私は認証メールアドレスをGmailにして加入手続きをした。その際に、+01、+02、+03などの文字列を付加して登録していた。いわゆるエイリアス機能である。これにより。hoge+01@gmail.comhoge+02@gmail.comhoge+03@gmail.com宛のメールが、すべてhoge@gmail.comに届くので、非常に便利だった。

しかし、2023年2月15日以降、エイリアスを含むメールアドレスが使えなくなったとのことである。ということは、加入する回線の数(≒端末の数)だけ、メールアドレスを作成する必要がある、ということになる。

他キャリアも同様の措置をとっている

ドコモの回線(というか、サービス契約)を複数回線持っていて、それぞれの契約に紐づくメールアドレスを作成せねばならない。エイリアス機能の使用は、昔からふさがれていた。

仕方がないので、Gmailを複数アドレス所有してお茶を濁しているのだけれど、不便で仕方ない。

携帯電話契約なら、spモード認証(ネットワーク暗証番号)で認証ができるが、homeでんわとドコモ光はネットワーク暗証番号もへったくれもない。

これでいて、店舗の訪問が予約制になったり、領収証や利用明細がオンラインでしか参照できないのは、不便極まりない。

「回線の数だけメアドを用意せよ」はナンセンス

エイリアスは使えない、キャリアメールはNG、となると、実質的に回線契約を望むごとに、Gmailアカウントを増やすしかなさそうである。

「メール」を使う機会が減っている現代において、これはあまりにもハードルは高いし、何よりフリーメールアカウントを消費するだけでナンセンスではないだろうか。

特にドコモは、メールやアプリ(端末の生体認証)を複雑に絡めた多要素認証を導入しているが、めったに使わない(使えない)マイドコモのために、おもむろに専用のメアドを引っ張り出してきて多要素認証するのは現実的ではないと思うのだけど。。。

とはいえ、povo2.0は今後も使う予定

ドコモの4G/5Gが建物や時間帯で瀕死同然の通信状態になる状況に見舞われたので、しばらく電話番号だけをirumoの0.5GBプランで維持しておき、データ回線はpovo2.0で運用するつもりでいる。

月々*GBみたいな契約だと、絶対に余らせるような使い方しかしないので、使う分だけ課金するpovo2.0に軍配が上がる。

最近は*GB/365日、みたいなプランが安価で契約できるので、助かっているし。